【21世紀枠】地区推薦9校の戦績まとめと予想&10000アクセスありがとうございます。
こんにちは。
まず初めに10000アクセスありがとうございます。ブログを始めて3か月ぐらいになりますが、これからも色々な記事を作成しますのでまた見て頂けましたら嬉しいです。
さて、先日は地区推薦校の発表がありましたね。選出された9校の皆様、おめでとうございます。本来、地区推薦の時点でも相当狭き門をくぐってきたことになりますが、そこから3校に絞り込むのはほんと難しい事だと思います。
そこで今日は9校のまとめを作ってみました。
【勝敗/得失点差/戦績】
知内…5勝1敗(+26)
・北海道ベスト4
〇11-0 市立函館
〇8-0 函館商
〇10-5 函館工
〇10-3 中標津
〇3-2 駒大苫小牧
●0-6 北海
八戸西…8勝3敗(+53)
・青森2位/東北ベスト8
〇13-4 八戸聖ウルスラ学院
〇12-2 百石
〇17-4 八戸工
●2-3 八戸学院光星
〇10-0 東奥学園
〇9-6 東奥義塾
〇7-1 八戸工大一
〇8-0 青森
●3-14 八戸学院光星
〇10-3 福島商
●1-2 花巻東
石橋…5勝2敗(+6)
・栃木2位/関東初戦敗退
〇6-2 真岡工
〇2-1 宇都宮商
〇2-1 足利大附
〇9-2 足利工
〇3-2 作新学院
●5-6 国学院栃木
●0-7 東海大相模
富山北部・水橋…4勝2敗(+1)
・富山3位/北信越初戦敗退
〇8-2 魚津工
〇7-1 不二越工
〇4-3 未来富山
●1-8 高岡商
●0-5 敦賀気比
三島南…6勝3敗(-2)
・静岡4位
〇5-1 吉原
〇11-9 裾野
〇2-0 富士宮西
●3-10 御殿場西
〇9-5 星陵
〇4-2 浜名
〇3-1 静岡
●1-9 常葉大菊川
●2-5 加藤学園
東播磨…7勝3敗(+23)
・兵庫2位/近畿初戦敗退
●2-3 小野
〇4-2 明石
〇11-1 西脇
〇3-1 加古川西
〇10-6 柏原
〇2-1 市尼崎
〇1-0 育英
〇7-0 長田
●0-2 神戸国際大附
●1-2 市和歌山
矢上…3勝3敗(-9)
・島根4位/中国初戦敗退
〇3-2 松江農林
〇3-2 開星
〇5-4 大社
●3-10 石見智翠館
●3-6 立正大淞南
●3-5 桜ケ丘
川之石…3勝1敗(+14)
・愛媛ベスト8
〇14-0 野村
〇6-5 宇和島南
〇7-2 宇和島東
●0-6 丹原
具志川商…6勝2敗(+14)
・沖縄2位/九州ベスト8
〇7-4 名護商工
〇9-2 連合チーム
〇11-4 美来工
〇8-3 宮古
〇3-2 興南
●0-8 沖縄尚学
〇4-2 東海大星翔
●0-3 福岡大大濠
【個人的な寸評/HP】
◎得失点差も良く駒苫に勝利
▲27年前に選抜出場
×今年の帯広農の選出
町立校が全国制覇校の駒大苫小牧を破ってベスト4。大きく取り上げられたこの一戦で、21世紀枠の機運が高まったのは間違いない。それまでの4試合も39得点/8失点と内容面は良く、今年選出された帯広農(ベスト8)より1つ多く勝ち進んだ。準決勝は選抜を確定させた北海に完敗したものの、過去の道推薦校と比較しても戦績はトップクラス。それでも最終選出となると、前述した帯広農に続く2年連続選出の懸念がどうしても付きまとう。前例としては2012年・2013年の女満別・遠軽がある為、無いとは言い切れないが不利なのは否めない。また前回出場時とそこまで期間差が無いのもネックか。
www.hachinohenishi-h.asn.ed.jp
◎戦績は全候補校トップ
▲枠と無縁の青森は追い風?
×体育科の存在がどうなるか
21世紀枠は学校評価が重んじられるとはいえ、やはり出場するからには好試合を期待してしまうものである。この点において、候補校の中で最も期待値の高い存在と言えるのが八戸西。8勝の内の6試合がコールド勝ち/得失点差+53は目を見張る数字である。上位互換の柴田を差し置いて選出されたのは、枠と無縁の青森から初選出という期待の表れもあるか。今年は磐城が選出され2年連続同地区の選出に影響があるか気になるところだが、東北では多くの前例があり無問題。それ以上にスポーツ科学科の存在/創立45年目と浅く、枠の趣旨に合うかが気になるところ。この点が磐城との大きな違いだ。
◎関東大会&伝統進学校
▲4年前の関東推薦より見劣り?
×東海大相模に完敗
4年前にも関東推薦を受けている事からも学校評価は高い。戦前から続く進学校という点も21世紀枠向きの学校であり、今年は準決勝で作新学院に〇/決勝でも国学院栃木に1点差●と戦績面は申し分無し…だったが、やはり関東大会で東海大相模相手に7-0のコールド●は痛い。ちなみに過去に関東大会進出で選出された3校はいずれも非コールドなだけに、この1戦の意味合いは大きい。加えて、4年前は関東大会優勝が作新学院/準優勝が初戦で石橋に5-2で勝利した東海大市原望洋と、これ以上ないお膳立ても落選。当選する上で東北との比較は避けられないが、2度目の関東推薦は+に働きそう。
◎連合チームで敦賀気比に5点差
▲北信越の選出の少なさが好転?
×他候補と比較すると戦績面で劣る
連合チームが21世紀枠の候補に上がる為には、様々なハンデを克服しながらも一定の戦績を残す必要があるため容易な道のりではない。その点の評価もさることながら、初戦で北信越大会優勝の敦賀気比に0-5。スコア的に+要素は少ないが、選抜確定校相手にどれだけ戦えるかの物差しにはなる。過去選出の少ない地区でインパクトのある校という点も見逃せない。ただ、過去選出の少なさはそもそも北信越5県の試合の少なさ(戦績を残しにくい)のも無関係では無い。県大会3勝は全候補の中でも最小値で、実力校を破ったという印象面の+が欲しかったか。戦績以上に連合チームの評価で左右されそう。
◎伝統校&静岡に勝利
▲静岡もまた枠とは不遇の地
×東日本で唯一地区大会未出場
東海は2校の地区大会出場商業校の戦績が際立っていたが、この2校と同様に伝統校でありながら全国大会未出場の三島南に白羽の矢が立った。地区大会こそ未出場ながら準々決勝で静岡を破る実力を見せ、予選含め6勝と他候補と比べても見劣りしない。また北信越同様に東海も枠との縁が薄い地であり、静岡は未だに未選出県である。しかし、噛み合わせの悪さか青森/富山もまた未選出県であるため、その2校と比較するとやや見劣りするか。中でも3勝で地区大会に出場できる富山と戦績を比較するのは酷な話かもしれないが…とにかく学校評価を当日どれだけあげられるか。
◎高い投手力で9試合が3失点以下
▲西日本では具志川商と一騎打ちか
×ここ10年で兵庫から2校選出
創立年度/偏差値/戦績などにおいて八戸西と瓜二つの存在であり、兵庫/近畿において安定した試合を重ねてきた西の有力候補。特に一般枠でも重要と言われる投手力に長けている。来年の選抜候補である神戸国際大附/市和歌山を2失点で凌いだのも好印象。山田/畝傍らがいた候補最激戦区の近畿の中においてその実力が高く評価された。過去に兵庫からは洲本/長田の2校が選出されたが、2校はいずれも伝統校。八戸西同様に戦績以外の上澄みがどれだけあるかに注目したい。また西日本という括りでは、5年間選抜出場/19年間21世紀枠出場の無い沖縄の具志川商との「枠バランス差」も気になる。
◎21世紀枠に強い島根勢
▲去年はなぜ平田だったのか
×多選が嫌われる可能性
島根県の地区推薦9回/21世紀枠出場4回という数字。これは北海道を除いてどちらも最多である。これは21世紀枠が始まって以来、一般枠での出場が3回(開星のみ)という「地域性」の影響も少なからずある。とはいえ今年の矢上の選出は他候補が地区大会未出場という事もあり戦績的には妥当で、松江北/隠岐以来となる2年連続選出を狙う。ただ、県1位&中国1勝(次試合で中国Vの倉敷商に1点差●)の去年の方が戦績的には上だったにも関わらず平田が推薦されたのは、学校評価がどうなのかという点が引っかかる。去年よりも西日本の候補が充実する中で果たして抜きんでるか。
◎伝統校で総合学科の多様性
▲愛媛3校問題にも?
×戦績的には推しにくい
4県の候補に地区大会出場校は無し。私立ながら進学校で実力的には候補の中で1番と思われる土佐塾/国立高専の特色が魅力の香川高専高松などと、戦績不足も特徴のある候補はいたが伝統校の川之石が推薦された。なお四国で過去に地区大会不出場校が21世紀枠になった事が無く、戦績的には相当厳しいものがある。さらに付随する問題が「愛媛3校問題」であり、選抜確定の聖カタリナ/選抜ボーダーの小松の2校が一般枠で選ばれてもなお他候補と平等に見てもらえるかは不透明。滋賀3校の前例があるとはいえ、それを一般枠2or3の四国に当てはめるのはナンセンスである。
◎一般枠まであと1勝の九州ベスト8
▲5年間一般枠未選出の沖縄
×八戸西/東播磨同様に創立から浅い
ここ数年、沖縄勢は九州大会での早期敗退が続き選抜に顔を出せず。そういった事情も具志川商からすれば追い風かもしれない。戦績的にも申し分なく、県大会で興南/地区大会で東海大星翔に勝利と見せ場も多かった。一般枠に最も近づいた候補である上に、沖縄という県の特色も推しやすい。ここまでだと何の支障も無いが、初推薦という事で実際どれだけ学校評価が高いのかは八戸西/東播磨同様に未知数。3校とも創立の浅さという点も気になるところである。ちなみに今年選出された3校はいずれも創立100年以上(帯広農/磐城/平田)であり、戦績+αの部分は「伝統」以外で補えるかどうか。
【21世紀枠】各地区大会進出校で県推薦に選ばれた校まとめ【四国/九州編】
こんばんは。
これでこのシリーズは完結です。
赤字…地区大会ベスト4
青字…地区大会ベスト8
重要度…地区大会出場の有利度
太字…地区推薦校
★…最終選出校
()内…県大会順位
【四国】重要度★★★★★
・県推薦率(31/80)…39%
・地区推薦率(18/20)…90%
・最終選出率(9/9)…100%
県推薦の時点では意外にも?少ないが、地区推薦となれば90%/最終3枠に残った校は全て地区大会出場校と、やはり出場の有無で大差がつく。公立校が充実する地区なだけあって、4県とも戦績は素晴らしい。八幡浜/富岡西のようにベスト4からの選出もあれば、全国唯一の私立選出校である土佐/今や一般枠を争う小松と学校の特色も様々。今後も様々な校の可能性を広げる地区となるだろう。しかし、今年は09年以来となる12年振りの地区大会出場推薦校無し。その中でも香川高専高松の存在は面白いが、上記の数字の並びを考えると来年以降の戦績の伸びに期待か。
【香川】
04 香川中央(2位)
★05 高松(2位)
07 高松一(1位)
14 坂出(1位)
★16 小豆島(1位)
19 志度(2位)
【徳島】
07 阿波(3位)
08 富岡西(2位)
★10 川島(3位)
11 城南(1位)
13 池田(3位)
14 池田(3位)
17 生光学園(1位)
18 生光学園(2位)
★19 富岡西(3位)
20 城東(3位)
【愛媛】
01 丹原(2位)
02 八幡浜(2位)
03 今治東(2位)
★04 八幡浜(2位)
06 新居浜東(3位)
★12 小松(1位)
13 今治工(2位)
★15 松山東(2位)
【高知】
03 高知東(3位)
06 室戸(2位)
10 岡豊(3位)
11 土佐(3位)
★13 土佐(3位)
★17 中村(1位)
18 高知追手前(3位)
【九州】重要度★★★★★
・県推薦率(51/160)…32%
・地区推薦率(18/20)…90%
・最終選出率(5/6)…83%
1地区8県は関東/東京地区に並ぶ。故に学校評価もさることながら戦績はとても重要。過去に地区大会未出場で地区推薦となったのは14年の大島/去年の本部のみである。前者は最終3枠に残ったが、離島チームという特色も大きい。なので、基本的には地区大会出場校が地区推薦/最終3枠に選ばれている。今後、第1回の選出で選抜3勝(ベスト4)と旋風を起こした宜野座の再来を期待したい。今年は一般枠絶望も、九州ベスト8から具志川商/東明館の2校が県推薦。また、地区大会未出場も県内随一の進学校で長崎ベスト4の長崎西も揃う。どこに重きを置くかで地区推薦校の結果が変わってきそうだ。
【福岡】
01 九共大八幡西(2位)
03 直方(2位)
07 沖学園(4位)
09 九産大九産(3位)
13 門司学園(2位)
15 八幡南(3位)
16 小倉(2位)
【佐賀】
05 佐賀西(1位)
06 伊万里商(1位)
07 小城(1位)
11 唐津商(1位)
14 早稲田佐賀(1位)
15 鳥栖工(2位)
★18 伊万里(2位)
【長崎】
04 清峰(1位)
05 佐世保北(4位)
08 長崎商(1位)
10 長崎商(1位)
13 諫早(2位)
17 長崎東(2位)
【熊本】
04 八代東(2位)
14 多良木(1位)
★19 熊本西(2位)
【大分】
01 国東(3位)
02 大分豊府(1位)
03 楊志館(2位)
05 大分雄城台(2位)
07 豊後大野連合(2位)
08 大分商(2位)
★09 大分上野丘(2位)
10 大分(2位)
11 大分(2位)
16 臼杵(1位)
17 大分西(4位)
【宮崎】
02 延岡(4位)
★07 都城泉ヶ丘(1位)
11 西都商(2位)
12 宮崎西(2位)
17 高千穂(2位)
【鹿児島】
01 鹿児島玉龍(2位)
04 伊集院(2位)
05 鹿児島工(2位)
06 徳之島(2位)
08 鹿屋工(4位)
09 川内(2位)
【沖縄】
★01 宜野座(1位)
02 辺土名(2位)
03 南部商(2位)
06 八重山商工(3位)
12 知念(2位)
16 八重山(1位)
【21世紀枠】各地区大会進出校で県推薦に選ばれた校まとめ【近畿/中国編】
こんにちは。
ここのところ体調不良でブログの更新がとびとびになって申し訳ないです。
今日は1週間前の記事の続きになります。
赤字…地区大会ベスト4
青字…地区大会ベスト8
重要度…地区大会出場の有利度
太字…地区推薦校
★…最終選出校
()内…県大会順位
【近畿】重要度★★
・県推薦率(22/119)…18%
・地区推薦率(6/20)…30%
・最終選出率(3/7)…43%
他地区と比較すると飛び抜けて各数値が低い。地区大会に出場できる公立校が少ないのも一因だが、地区推薦率の低さは学校評価重視の影響も。最たる例は12年で、地区大会出場校の3校が県推薦されたが地区推薦となったのは兵庫ベスト4の洲本(その後最終3枠に選出)となった。この洲本を含め、15年の桐蔭/16年の長田/18年の膳所の計4校が地区大会未出場で最終3枠に選出されている。これら4校と彦根東/向陽/海南の地区大会組の計7校はいずれも戦前校であり進学校。その流れを汲むなら今年は畝傍がぴったり。戦績で推される山田/東播磨は最終3枠に残れば「初の戦後校」となるが果たして。
【滋賀】
02 彦根東(3位)
03 水口東(2位)
04 彦根東(3位)
★09 彦根東(2位)
11 守山(2位)
12 石山(3位)
14 八日市(3位)
【京都】
09 塔南(3位)
12 立命館(2位)
18 乙訓(1位)
【大阪】
03 大産大附(3位)
16 阪南大高(3位)
【兵庫】
02 三木(2位)
05 三田学園(3位)
【奈良】
16 平城(3位)
18 法隆寺国際(3位)
19 橿原(2位)
【和歌山】
07 県和歌山商(1位)
★10 向陽(2位)
12 那賀(1位)
★14 海南(2位)
19 南部(3位)
【中国】重要度★★★★★
・県推薦率(46/95)…48%
・地区推薦率(18/20)…90%
・最終選出率(5/5)…100%
傾向としては東北寄り。山陽と山陰地方で県推薦の差がはっきりと表れている。特に島根は地区大会出場校が県推薦された場合、6校連続で地区推薦されている。また過去に最終3枠に残った5校の内、4校が島根であるなどかなりの偏り。同じ山陰でも、鳥取は鳥取城北/米子東が地区大会で上位に食い込めるようになったが、島根はここ20年で開星が一般枠で3度選出されたのみ。島根の選出が多いのはこういう点にもある。よって、08年の華陵のように圧倒的な戦績を地区大会でたたき出さないと他県は厳しそうだ。しかし、今年の県推薦の中で地区大会出場校は島根の矢上のみである。
【岡山】
04 岡山東商(3位)
13 玉島商(2位)
17 玉島商(2位)
【広島】
03 賀茂(2位)
05 賀茂(3位)
09 呉宮原(3位)
11 総合技術(3位)
12 広島観音(3位)
17 尾道商(2位)
【鳥取】
03 鳥取城北(2位)
04 鳥取城北(3位)
05 米子西(2位)
06 米子西(1位)
07 米子西(3位)
09 鳥取東(3位)
10 鳥取中央育英(4位)
11 鳥取中央育英(1位)
12 鳥取中央育英(1位)
15 米子西(2位)
19 米子東(2位)
20 倉吉東(4位)
【島根】
01 松江北(2位)
★02 松江北(3位)
★03 隠岐(1位)
04 平田(2位)
05 出雲(1位)
06 出雲西(1位)
10 出雲商(3位)
11 出雲(3位)
12 大社(1位)
★13 益田翔陽(1位)
14 大東(3位)
15 平田(2位)
16 出雲(3位)
19 平田(2位)
★20 平田(2位)
【山口】
02 防府(1位)
03 徳山商(1位)
04 稲毛南(1位)
05 華陵(2位)
07 華陵(3位)
★08 華陵(1位)
10 防府(1位)
17 熊毛南(2位)
18 下関西(3位)
20 豊浦(1位)
【消えた神宮枠】21世紀枠の増枠?前年神宮優勝地区の増枠?代替案をまとめる。
こんにちは。
今日は来年1月に発表される「神宮枠の代案」が何になるかを色々な意見からまとめてみました。
①21世紀枠の増枠(3枠→4枠)
◎地域の不平等がほぼ無い
◎推薦校に地区出場校が多い
▲4枠は流石に優遇しすぎ?
より多くの人が納得し地域不均衡が生じにくい案はこの案と思われる。例年であれば東日本1枠/西日本1枠/free1枠の計3枠であるが、ここに+1枠で計4枠となるとどういった枠の振り分け方になるのかが気になるところ。
東日本2枠/西日本2枠
東日本1枠/西日本1枠/free2枠
恐らくどちらかになると思われるが、均衡性を加味すると可能性が高いのは上であろう。今年は県推薦の時点でも地区大会出場校が多く、実力的には一般枠で選出される校と比較しても遜色ない4校を選べるのはメリット。これまでは実力的に一般枠とかけ離れた校が選出され選抜初戦で大敗を喫すケースも多かったが、今年の選出3校(帯広農/磐城/平田)の試合内容からすると、来年もその心配も無さそうだ。
ここまでの内容で増枠に対するデメリットは無いように思えるが、選抜32枠の中に21世紀枠を4枠(全体の1/8)割いてしまうのは過剰優遇という声もあるだろう。しかし選抜はあくまでも「招待」の意味合いが強いので、門戸を広くしてあらゆる校の可能性を拡充するのは理にかなっていると言える。よって、この案が採用される可能性はかなり高いのではないだろうか。
②前年神宮優勝地区の増枠(東海)
◎例年少ない東海2枠の補填に
▲加藤学園を例外にできるのか
×三重/岐阜第一は準決勝で大敗
例年よく言われている「東海2枠は少ない」の声に応えるなら、神宮枠をそのまま東海3枠目とする案もある。さらに去年の神宮優勝校である中京大中京が東海V2/県岐阜商が東海準V2と、来年の選抜もまたこの2校が当確である事から「3枠目で他校を」という思惑が強く働く可能性もある。
しかし、そうなると今夏の交流試合に「東海3枠目」で出場した加藤学園はノーカウントということになるのだろうか。もちろん神宮大会が中止となり優勝校を決められない以上、前年の優勝校の地区を増枠する事自体は容易ではある。ただ万人に納得がいく方法では無いだろう。そこで「常時2枠の不平等性」を理由とするなら、同様に東北/北信越にも増枠の権利があってしかるべきでは無いだろうか。
さらに問題となりそうなのが「東海3枠目に値する校を選ぶ事の難しさ」である。その理由はひとえに東海大会準決勝のスコアにある。三重は中京大中京にコールド負け/岐阜第一は県岐阜商に6-0の完敗と、両校とも増枠に値するだけの内容とは言い難い。あえて選ぶなら県1位で県被りの無い三重だが、上記にある東北/北信越の候補と比較すると大きく見劣りする。関根学園/柴田の未出場校勢、星稜/花巻東の実績勢が揃う2地区にあってどうしても東海3校目…という決め手がない。
③21世紀枠未選出地区の増枠
◎21世紀枠との増枠被りを防げる
▲一般枠が多い地区は不利?
×地区比較は相当難しい
例年、枠を取り合う地区(東京と関東/中国と四国)では、21世紀枠/神宮枠/最終枠の被りを意識した選考は意外に少ない(関東6枠の年もあれば中国/四国4枠の年もある)。しかしそれは実力重視の選考結果であり、ほぼ無条件に与えられる増枠と21世紀枠を同地区に被せてくる事は考えにくい。地域の平等性を重視するなら、よりこの案の正当性は増すであろう。
ただ、その考えに基づくなら「一般枠が少ない地区から選びたい」となれば、一般枠の多い地区が増枠対象から弾かれる可能性もある。この考え自体が不平等そのものであるかもしれないが、例年にかけて枠数の少ない地区が優遇される分に理解を得やすいのは確かである。例えば、2枠→3枠/6枠→7枠となるのでは印象も大きく変わるであろう。
そして、この案の最大の問題は地区比較が必要という点である。地区によって対戦相手/試合数が違うのはもとより、神宮大会が無く地区レベルの比較が出来ないのは痛手である。例えば東海大相模(神奈川1位)は8勝1敗も地区大会では1勝止まり。花巻東(岩手3位)は9勝2敗と勝数で上回り地区大会で3勝。こういった比較を全地区の当落線上の校を対象に行う難しさは想像に難くない。
④希望枠復活
◎実力校を選出するには最適解
▲強打は評価されない
×地区格差と2位校が不利?
2003~2008年まで設けられた希望枠。直近4試合の被塁打/与四死球/失点/失策の4項目において、もっとも優れた補欠1位校をこの枠によって選出するというものである。選抜の一般枠の選考の際にも重んじられている「ディフェンス重視」の流れを汲むものであり、一般枠に限りなく近い実力校を選べる方法と言える。
それでもオフェンスを抜きにしてチーム力は語れないものであるが、希望枠ではその点が考慮される事は無い。いくら点を取れど守乱/投壊がスルーされる事は無く、選抜で勝ち抜く上で不利との判断が下る。
03 旭川実(32回/9失点)
04 秋田商(34回/5失点)
05 三本松(33回/9失点)
06 一関学院(35回/5失点)
07 大垣日大(34回/5失点)
08 一関学院(35回/7失点)
過去6年間に希望枠にて選出された校の一覧である。失点以外にも失策/四球/被出塁の項目があるのでこれだけでは不十分とはいえ、相当なディフェンス力を結果で示さなければならない事は間違いない。
そういった一面もあるので、希望枠が万能な制度という訳では無い。上記の6校はいずれも自地区の枠が少ない(北海道1/東北&東海2/四国2or3)事からも、枠の多い激戦地区の補欠1位が限りなく失点を抑えるのは相当難しい。加えて「直近4試合」という縛りも地区によって意味合いが違う。例えば東北の補欠1位はベスト4が大半でそこに行きつくまでに東北大会で2勝or3勝しているので、後者であれば東北大会だけで直近4試合は完結している事になる。これが近畿や関東となれば補欠1位はベスト8が大半となり、県大会2試合を直近4試合に含めないといけない。
旭川実…32回/5失点
柴田…35回/30失点
花巻東…36回/5失点
関根学園…35回/14失点
星稜…31回/8失点
東海大相模…32回/4失点
国学院栃木…35回/22失点
日大三…35回/10失点
三重…32回/8失点
龍谷大平安…35回/12失点
天理…32回/14失点
智辯和歌山…33回/12失点
鳥取城北…36回/23失点
米子東…39回/32失点
小松…39回/9失点
鳴門…29回/16失点
神村学園…32回/14失点
補欠1位の候補の直近4試合を羅列してみた。被塁打/与四死球/失策の項目を省いているが、失点項目では旭川実/花巻東/東海大相模の3校の数字が飛び抜けている。仮に希望枠復活となればこの3校の中からでは無いだろうか。
【全国大会】市岡から山田まで近畿他府県の公立出場校を辿る。
こんにちは。
今日は、1995年の選抜で市岡が出場したのを最後に大阪の公立校は全国大会に出場できていないので、その間に近畿他府県の公立校が何校出場したのかを辿っていきたいと思います。
【合計】35校&67回
【兵庫】10校&17回
【京都】4校&8回
【滋賀】4校&16回
【奈良】7校&10回
【和歌山】10校&16回
【兵庫】10校&17回
近年は明石商の存在が大きいが、今年の近畿大会では東播磨&長田と公立2校が出場した事もあり公立の層が厚い。この3校以外だと社も注目。かつては近畿大会決勝で大阪桐蔭に迫った高校であり、近年も惜しいところまで勝てる力があるだけに今後に期待。大阪桐蔭繋がりで、こちらは近畿大会初戦で土を付けた加古川北の存在も大きい。ここに記載の無い校にも実力校が多く、毎年どの公立校が台頭するか目が離せない。
尼崎北(夏1回)
【選手権】
1995年(夏)
●6-7 青森山田(初戦敗退)
姫路工(春2回/夏1回)
【選抜/選手権】
1996年(春)…兵庫3位/近畿ベスト8
●3-6 沖縄水産(初戦敗退)
2001年(春)…兵庫3位/近畿ベスト8
●5-8 日大三(初戦敗退)
2005年(夏)
●2-10 酒田南(初戦敗退)
三木(春1回)
【選抜】
2002年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
●8-12 鵡川(初戦敗退)
社(春1回)
【選抜】
2004年(春)…兵庫3位/近畿準優勝
●2-3 愛工大名電(ベスト4)
加古川北(春1回/夏1回)
【選抜/選手権】
2008年(夏)
●2-9 聖光学院(初戦敗退)
2011年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
●2-13 日大三(ベスト8)
▲洲本(春1回)
【選抜】
2012年(春)…兵庫4位
●1-2 鳴門(初戦敗退)
西脇工(夏1回)
【選手権】
2013年(夏)
●1-3 木更津総合(2回戦敗退)
▲長田(春1回)
【選抜】
2016年(春)…兵庫ベスト8
●2-3 海星(初戦敗退)
明石商(春3回/夏2回)
【選抜/選手権】
2016年(春)…兵庫1位/近畿ベスト4
●1-2 龍谷大平安(ベスト8)
2018年(夏)
●8-9 八戸学院光星(初戦敗退)
2019年(春)…兵庫1位/近畿準優勝
●2-4 東邦(ベスト4)
2019年(夏)
●1-7 履正社(ベスト4)
※2020年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
〇3-2 桐生第一
市尼崎(夏1回)
【選手権】
2016年(夏)
●4-5 八戸学院光星(初戦敗退)
【京都】4校&8回
近年は新旧入れ替わりという印象。旧は最後の近畿大会公立優勝校である鳥羽が、2000年前後の京都の顔として選抜ベスト4なども含め素晴らしい戦績を残した。それから10年以上の空白はあったものの、2012年/2015年と2度の出場と再び存在感を見せている。その鳥羽に並び立とうとする新顔は乙訓。2017年の近畿大会で神港学園/智辯学園を破り一躍名を馳せ、今年の近畿大会でも天理に接戦。今後の更なる躍進が楽しみだ。
北嵯峨(夏1回)
【選手権】
1996年(夏)
●1-3 横浜(初戦敗退)
峰山(春1回)
【選抜】
1999年(春)…京都1位/近畿ベスト8
●1-3 日南学園(初戦敗退)
鳥羽(春3回/夏2回)
【選抜/選手権】
2000年(春)…京都1位/近畿準優勝
●1-11 東海大相模(ベスト4)
2000年(夏)
●1-2 横浜(ベスト16)
2001年(春)…京都1位/近畿優勝
●2-3 関西(初戦敗退)
2012年(春)…京都1位/近畿ベスト8
●0-2 聖光学院(初戦敗退)
2015年(夏)
●3-4 興南(ベスト16)
乙訓(春1回)
【選抜】
2018年(春)…京都1位/近畿ベスト4
●1-2 三重(ベスト16)
【滋賀】4校&16回
2000年代は八幡商&北大津が近江を混ぜて三すくみ。八幡商&北大津の5年連続選抜に代表されるように、県内のみならず近畿大会で履正社/大阪桐蔭/東洋大姫路を破るなど県外私立にも力を発揮。全国大会でも八幡商は帝京/北大津は横浜を破るなど、随所で記憶に残る試合を見せた。2009年に21世紀枠で選抜出場の彦根東はその後、3度の全国大会を経験。上記2校が中々戦績が伸びない近年においてその存在感は増している。
八幡商(春2回/夏3回)
【選抜/選手権】
2000年(夏)
●1-2 浦和学院(初戦敗退)
2004年(春)…滋賀1位/近畿ベスト8
●2-4 明徳義塾(ベスト16)
2005年(春)…滋賀1位/近畿ベスト4
●1-2 羽黒(初戦敗退)
2006年(夏)
●2-8 静岡商(初戦敗退)
2011年(夏)
●3-6 作新学院(ベスト16)
北大津(春3回/夏3回)
【選抜/選手権】
2004年(夏)
●0-13 東北(初戦敗退)
2006年(春)…滋賀3位/近畿ベスト8
●3-6 日本文理(ベスト16)
2007年(春)…滋賀2位/近畿ベスト4
●4-7 大垣日大(初戦敗退)
2008年(春)…滋賀1位/近畿ベスト8
●0-2 長野日大(ベスト16)
2010年(夏)
●5-6 成田(ベスト16)
2012年(夏)
●4-5 滝川二(初戦敗退)
▲彦根東(春2回/夏2回)
【選抜/選手権】
2009年(春)…滋賀2位/近畿初戦敗退
●4-5 習志野(初戦敗退)
2013年(夏)
●5-9 花巻東(初戦敗退)
2017年(夏)
●2-6 青森山田(2回戦敗退)
2018年(春)…滋賀3位/近畿ベスト8
●0-1 花巻東(ベスト16)
▲膳所(春1回)
【選抜】
2018年(春)…滋賀ベスト8
●0-10 日本航空石川(初戦敗退)
【奈良】7校&10回
古豪が多くその代表格でもある郡山は、近畿優勝からの春夏連覇の横浜相手に4点差の試合を展開したのがハイライト。その後は斑鳩(今の法隆寺国際)が2年連続奈良1位&近畿ベスト4と存在感を見せたが、複数回出場はここまで。智辯学園の成長/天理が健在とあって、特に選手権に出場するのは至難。ただ21世紀枠での選出経験も無いため、古豪勢(今年の畝傍も含めて)の戦績の伸び次第では選抜の選出もそう遠くないはず。
郡山(春2回/夏1回)
【選抜/選手権】
1997年(春)…奈良2位/近畿ベスト4
●5-6 函館大有斗(初戦敗退)
1998年(春)…奈良2位/近畿優勝
●0-4 横浜(ベスト8)
2000年(夏)
●0-12 中京大中京(初戦敗退)
高田(春1回)
【選抜】
1999年(春)…奈良1位/近畿ベスト8
●3-7 今治西(ベスト16)
橿原(春1回)
【選抜】
2000年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●4-8 北照(初戦敗退)
斑鳩(春2回)
【選抜】
2003年(春)…奈良1位/近畿ベスト4
●0-6 明徳義塾(ベスト16)
2004年(春)…奈良1位/近畿ベスト4
●0-5 福岡工大城東(初戦敗退)
大和広陵(春1回)
【選抜】
2013年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●1-2 尚志館(初戦敗退)
桜井(夏1回)
【選手権】
2013年(夏)
●5-17 作新学院(初戦敗退)
高田商(春1回)
【選抜】
2017年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●1-11 秀岳館(初戦敗退)
【和歌山】10校&16回
21世紀枠では古豪が、近年は市和歌山の躍進が目立つ。長らく全国大会に顔出し出来ていなかった箕島は春夏1回ずつに留まるも、今でも県内では上位を維持する。箕島全盛期よりも前から向陽/海南/桐蔭の21世紀枠勢は選抜でも好試合を見せ、前者2校は近畿大会でも天理/履正社とそれぞれ1点差に迫った。それでも今の軸は市和歌山で間違いない。今年の近畿大会ベスト4で来年の選抜は確実となり、前回のベスト8超えを目指す。
田辺(夏1回)
【選手権】
1995年(夏)
●2-12 韮山(初戦敗退)
伊都(春1回)
【選抜】
1996年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●1-2 鹿児島実(初戦敗退)
日高中津(春1回)
【選抜】
1997年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●3-6 中京大中京(初戦敗退)
南部(春1回)
【選抜】
2001年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●7-8 常総学院(初戦敗退)
市和歌山商(春3回/夏3回)
【選抜&選手権】
2004年(夏)
●4-8 聖光学院(2回戦敗退)
2005年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●3-5 神村学園(ベスト16)
2014年(夏)
●1-2 鹿屋中央(初戦敗退)
2016年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●0-6 南陽工(初戦敗退)
2016年(夏)
●4-6 日南学園(ベスト16)
2019年(春)…和歌山2位/近畿ベスト8
●3-4 習志野(ベスト8)
県和歌山商(春1回)
【選抜】
2007年(春)…和歌山1位/近畿初戦敗退
●4-6 熊本工(初戦敗退)
箕島(春1回/夏1回)
【選抜&選手権】
2009年(春)…和歌山3位/近畿ベスト8
●2-8 清峰(ベスト8)
2013年(夏)
●2-4 日川(初戦敗退)
▲向陽(春1回)
【選抜】
2010年(春)…和歌山2位/近畿初戦敗退
●1-3 日大三(ベスト16)
▲海南(春1回)
【選抜】
2014年(春)…和歌山2位/近畿初戦敗退
●3-4 池田(初戦敗退)
▲桐蔭(春1回)
【選抜】
2015年(春)…和歌山ベスト8
●7-11 今治西(初戦敗退)
【21世紀枠】各地区大会進出校で県推薦に選ばれた校まとめ【関東/東海編】
こんにちは。
昨日の続きです。
赤字…地区大会ベスト4
青字…地区大会ベスト8
重要度…地区大会出場の有利度
太字…地区推薦校
★…最終選出校
()内…県大会順位
【関東】重要度★★★★
・県推薦率(28/140)…20%
・地区推薦率(8/18)…44%
・最終選出率(3/4)…75%
基本1県2校の関東大会にあって公立校はもとより私立強豪が大勢を占める事が多く、21世紀枠の候補となり得る校が関東大会に進出する事は容易ではない。その為、県推薦は私立校が半数を占めるが、地区推薦となると05年の二松学舎沼南を除いて全て公立校となっている。ここと12年の高崎は一般枠なので例外とすると、残る6校中3校が最終選出と考えるなら率は悪くない。関東大会未出場で地区推薦校はこれまで10校だが19年の石岡一を除いて落選している為、高き関東大会の壁を超えるかどうかはかなり重要。その意味では、今年は石橋が4年ぶりの地区推薦を仕留めそう。
【茨城】
02 土浦三(2位)
05 波崎柳川(1位)
09 水戸桜ノ牧(2位)
10 水戸桜ノ牧(1位)
【栃木】
01 宇都宮工(2位)
02 栃木工(3位)
★06 真岡工(2位)
07 宇都宮清陵(2位)
17 石橋(2位)
【群馬】
01 吉井(2位)
12 高崎(2位)
【埼玉】
02 花咲徳栄(2位)
04 春日部共栄(1位)
18 市川越(2位)
【千葉】
02 敬愛学園(2位)
05 二松学舎沼南(1位)
★08 安房(2位)
12 千葉英和(1位)
15 松戸国際(2位)
16 千葉明徳(2位)
17 中央学院(2位)
【神奈川】
04 横浜創学館(1位)
14 日大高(2位)
【山梨】
04 甲府一(2位)
★07 都留(2位)
10 富士学苑(1位)
12 甲府西(2位)
【東海】重要度★★★★
・県推薦率(29/78)…37%
・地区推薦率(9/20)…45%
・最終選出率(2/3)…66%
関東と比較すると東海大会は1県3校という事もあり、関東大会より門戸が広いぶん県推薦率はそこそこ。しかし、地区推薦率で関東との差は無い。近年は県推薦の中で最高戦績校が地区推薦される事も多い為、%は上昇してきている。その分、2000年代は02/05/09年を除いて東海大会未出場校が地区推薦を得ており、特に06~08年は成章(愛知)が3年連続地区推薦(3度目で最終選出)された。この成章を除く2校はいずれも東海大会出場校からの最終選出となっている。今年は大垣商/松阪商の2校が最高戦績校だが、2校とも県推薦は初めての伝統校。どのような評価がなされるのか注目したい。
【静岡】
02 静清工(1位)
05 静清工(1位)
06 静岡学園(2位)
07 常葉橘(2位)
08 常葉橘(3位)
11 磐田東(2位)
19 清水桜が丘(2位)
【愛知】
01 星城(3位)
13 豊川(2位)
★15 豊橋工(3位)
16 栄徳(3位)
17 桜丘(2位)
18 愛産大三河(2位)
【岐阜】
02 郡上北(3位)
06 帝京可児(3位)
07 大垣西(3位)
15 岐阜総合学園(1位)
★17 多治見(1位)
18 大垣西(2位)
20 大垣西(3位)
【三重】
02 久居農林(3位)
05 相可(3位)
09 名張桔梗丘(3位)
10 いなべ総合(2位)
11 松阪(2位)
13 津商(3位)
14 伊勢(2位)
15 津西(3位)
20 近大高専(1位)
【21世紀枠】各地区大会進出校で県推薦に選ばれた校まとめ【東北/北信越編】
こんにちは。
今日は21世紀枠の話について。
各地区の推薦校全体で地区大会出場校が占める割合がどれだけなのかを調べてみました。今日は東北/北信越編です。
赤字…地区大会ベスト4
青字…地区大会ベスト8
重要度…地区大会出場の有利度
太字…地区推薦校
★…最終選出校
()内…県大会順位
【東北】重要度★★★★★
・県推薦率(57/120)…48%
・地区推薦率(18/20)…90%
・最終選出率(10/12)…83%
地区最多の12校を21世紀枠にて輩出する東北だけに、求められる戦績のハードルも当然高くなってくる。県推薦率は50%近くと普通だが地区推薦率が90%とかなり高く「東北大会の切符」が無ければほぼ門前払いとなっている。ちなみに残る2校は、01年の安積/13年のいわき海星(どちらも福島)であり、そのまま最終3枠にも残っている。これは度重なる災害/21世紀枠以外で2000年以降に選抜出場を果たしたのが聖光学院1校のみというのが大きい。なお青森は唯一未選出の県だが、今年は東北ベスト8の八戸西が切り札。一般枠の可能性もある東北準Vの柴田との一騎打ちの様相だ。
【青森】
01 弘前工(2位)
02 大湊(3位)
07 三沢(2位)
08 五所川原農林(3位)
10 弘前学院聖愛(2位)
12 大湊(2位)
17 弘前東(3位)
20 東奥義塾(3位)
【岩手】
★04 一関一(2位)
12 盛岡三(3位)
13 水沢(2位)
15 宮古商(3位)
★16 釜石(2位)
★17 不来方(2位)
【秋田】
01 金足農(1位)
02 能代工(3位)
03 大館鳳鳴(2位)
05 横手(2位)
07 大曲工(3位)
08 大曲工(1位)
09 秋田中央(3位)
★11 大館鳳鳴(1位)
12 秋田中央(3位)
13 大館工(3位)
14 角館(1位)
16 秋田(1位)
17 横手(1位)
★18 由利工(3位)
19 秋田修英(1位)
【山形】
03 山形南(2位)
04 山本学園(2位)
06 米沢中央(3位)
07 上山明新館(1位)
08 山形中央(2位)
09 鶴岡東(3位)
★10 山形中央(2位)
14 山本学園(1位)
【宮城】
01 仙台商(3位)
02 宮城農(3位)
04 一迫商(2位)
★05 一迫商(2位)
06 宮城水産(3位)
07 仙台一(3位)
★09 利府(1位)
10 石巻商(2位)
11 東陵(3位)
★12 石巻工(2位)
13 石巻商(3位)
15 松島(3位)
19 古川(2位)
20 仙台商(2位)
【福島】
02 原町(2位)
03 福島(2位)
05 田村(3位)
06 光南(1位)
14 須賀川(2位)
★20 磐城(3位)
【北信越】重要度★★★★★
・県推薦率(45/98)…46%
・地区推薦率(16/20)…80%
・最終選出率(3/3)…100%
全体的に東北と似たり寄ったりの傾向。ただ今まで最終選出で選ばれたのが3校と東北と比べるとかなり少ない。その中で3校はいずれも北信越大会に出場している。北信越大会未出場で地区推薦の4校(01年の町野/07年の武生商/08年の富山中部/16年の長野)の中でも富山中部/長野は偏差値70近くの超進学校。もう少し戦績が上乗せされれば最終選出も見えてくる。ここ3年は福井から地区推薦校が輩出されているが、今年は県推薦唯一の北信越大会出場校である富山北部・水橋が地区推薦の可能性が高い。戦績は飛び抜けたものでは無いが、連合チームの特異性がどこまで評価されるか。
【新潟】
01 日本文理(1位)
02 新潟商(2位)
★03 柏崎(3位)
04 長岡(1位)
08 阿賀野(3位)
09 村上桜ケ丘(2位)
10 新潟(2位)
★11 佐渡(2位)
13 五泉(3位)
17 村上桜ケ丘(2位)
19 新潟南(2位)
20 北越(1位)
【長野】
01 信州工(2位)
02 長野日大(1位)
03 伊那北(2位)
05 上田千曲(3位)
06 諏訪清陵(2位)
07 長野日大(1位)
08 飯山南・飯山(3位)
10 長野(1位)
14 長野西(3位)
15 小諸商(3位)
17 小諸商(3位)
【富山】
02 砺波工(2位)
10 砺波工(2位)
17 富山東(2位)
18 富山国際大付(2位)
20 高岡商(2位)
【石川】
03 羽咋工(3位)
04 七尾(3位)
05 金沢泉丘(2位)
★06 金沢桜丘(1位)
08 金沢市工(1位)
12 金沢西(1位)
15 金沢商(1位)
19 小松商(3位)
20 金沢商(3位)
【福井】
03 足羽(2位)
04 鯖江(4位)
06 羽水(3位)
08 福井農林(4位)
10 科学技術(3位)
18 金津(1位)
19 金津(2位)
20 敦賀(2位)