【全国大会】市岡から山田まで近畿他府県の公立出場校を辿る。
こんにちは。
今日は、1995年の選抜で市岡が出場したのを最後に大阪の公立校は全国大会に出場できていないので、その間に近畿他府県の公立校が何校出場したのかを辿っていきたいと思います。
【合計】35校&67回
【兵庫】10校&17回
【京都】4校&8回
【滋賀】4校&16回
【奈良】7校&10回
【和歌山】10校&16回
【兵庫】10校&17回
近年は明石商の存在が大きいが、今年の近畿大会では東播磨&長田と公立2校が出場した事もあり公立の層が厚い。この3校以外だと社も注目。かつては近畿大会決勝で大阪桐蔭に迫った高校であり、近年も惜しいところまで勝てる力があるだけに今後に期待。大阪桐蔭繋がりで、こちらは近畿大会初戦で土を付けた加古川北の存在も大きい。ここに記載の無い校にも実力校が多く、毎年どの公立校が台頭するか目が離せない。
尼崎北(夏1回)
【選手権】
1995年(夏)
●6-7 青森山田(初戦敗退)
姫路工(春2回/夏1回)
【選抜/選手権】
1996年(春)…兵庫3位/近畿ベスト8
●3-6 沖縄水産(初戦敗退)
2001年(春)…兵庫3位/近畿ベスト8
●5-8 日大三(初戦敗退)
2005年(夏)
●2-10 酒田南(初戦敗退)
三木(春1回)
【選抜】
2002年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
●8-12 鵡川(初戦敗退)
社(春1回)
【選抜】
2004年(春)…兵庫3位/近畿準優勝
●2-3 愛工大名電(ベスト4)
加古川北(春1回/夏1回)
【選抜/選手権】
2008年(夏)
●2-9 聖光学院(初戦敗退)
2011年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
●2-13 日大三(ベスト8)
▲洲本(春1回)
【選抜】
2012年(春)…兵庫4位
●1-2 鳴門(初戦敗退)
西脇工(夏1回)
【選手権】
2013年(夏)
●1-3 木更津総合(2回戦敗退)
▲長田(春1回)
【選抜】
2016年(春)…兵庫ベスト8
●2-3 海星(初戦敗退)
明石商(春3回/夏2回)
【選抜/選手権】
2016年(春)…兵庫1位/近畿ベスト4
●1-2 龍谷大平安(ベスト8)
2018年(夏)
●8-9 八戸学院光星(初戦敗退)
2019年(春)…兵庫1位/近畿準優勝
●2-4 東邦(ベスト4)
2019年(夏)
●1-7 履正社(ベスト4)
※2020年(春)…兵庫2位/近畿ベスト8
〇3-2 桐生第一
市尼崎(夏1回)
【選手権】
2016年(夏)
●4-5 八戸学院光星(初戦敗退)
【京都】4校&8回
近年は新旧入れ替わりという印象。旧は最後の近畿大会公立優勝校である鳥羽が、2000年前後の京都の顔として選抜ベスト4なども含め素晴らしい戦績を残した。それから10年以上の空白はあったものの、2012年/2015年と2度の出場と再び存在感を見せている。その鳥羽に並び立とうとする新顔は乙訓。2017年の近畿大会で神港学園/智辯学園を破り一躍名を馳せ、今年の近畿大会でも天理に接戦。今後の更なる躍進が楽しみだ。
北嵯峨(夏1回)
【選手権】
1996年(夏)
●1-3 横浜(初戦敗退)
峰山(春1回)
【選抜】
1999年(春)…京都1位/近畿ベスト8
●1-3 日南学園(初戦敗退)
鳥羽(春3回/夏2回)
【選抜/選手権】
2000年(春)…京都1位/近畿準優勝
●1-11 東海大相模(ベスト4)
2000年(夏)
●1-2 横浜(ベスト16)
2001年(春)…京都1位/近畿優勝
●2-3 関西(初戦敗退)
2012年(春)…京都1位/近畿ベスト8
●0-2 聖光学院(初戦敗退)
2015年(夏)
●3-4 興南(ベスト16)
乙訓(春1回)
【選抜】
2018年(春)…京都1位/近畿ベスト4
●1-2 三重(ベスト16)
【滋賀】4校&16回
2000年代は八幡商&北大津が近江を混ぜて三すくみ。八幡商&北大津の5年連続選抜に代表されるように、県内のみならず近畿大会で履正社/大阪桐蔭/東洋大姫路を破るなど県外私立にも力を発揮。全国大会でも八幡商は帝京/北大津は横浜を破るなど、随所で記憶に残る試合を見せた。2009年に21世紀枠で選抜出場の彦根東はその後、3度の全国大会を経験。上記2校が中々戦績が伸びない近年においてその存在感は増している。
八幡商(春2回/夏3回)
【選抜/選手権】
2000年(夏)
●1-2 浦和学院(初戦敗退)
2004年(春)…滋賀1位/近畿ベスト8
●2-4 明徳義塾(ベスト16)
2005年(春)…滋賀1位/近畿ベスト4
●1-2 羽黒(初戦敗退)
2006年(夏)
●2-8 静岡商(初戦敗退)
2011年(夏)
●3-6 作新学院(ベスト16)
北大津(春3回/夏3回)
【選抜/選手権】
2004年(夏)
●0-13 東北(初戦敗退)
2006年(春)…滋賀3位/近畿ベスト8
●3-6 日本文理(ベスト16)
2007年(春)…滋賀2位/近畿ベスト4
●4-7 大垣日大(初戦敗退)
2008年(春)…滋賀1位/近畿ベスト8
●0-2 長野日大(ベスト16)
2010年(夏)
●5-6 成田(ベスト16)
2012年(夏)
●4-5 滝川二(初戦敗退)
▲彦根東(春2回/夏2回)
【選抜/選手権】
2009年(春)…滋賀2位/近畿初戦敗退
●4-5 習志野(初戦敗退)
2013年(夏)
●5-9 花巻東(初戦敗退)
2017年(夏)
●2-6 青森山田(2回戦敗退)
2018年(春)…滋賀3位/近畿ベスト8
●0-1 花巻東(ベスト16)
▲膳所(春1回)
【選抜】
2018年(春)…滋賀ベスト8
●0-10 日本航空石川(初戦敗退)
【奈良】7校&10回
古豪が多くその代表格でもある郡山は、近畿優勝からの春夏連覇の横浜相手に4点差の試合を展開したのがハイライト。その後は斑鳩(今の法隆寺国際)が2年連続奈良1位&近畿ベスト4と存在感を見せたが、複数回出場はここまで。智辯学園の成長/天理が健在とあって、特に選手権に出場するのは至難。ただ21世紀枠での選出経験も無いため、古豪勢(今年の畝傍も含めて)の戦績の伸び次第では選抜の選出もそう遠くないはず。
郡山(春2回/夏1回)
【選抜/選手権】
1997年(春)…奈良2位/近畿ベスト4
●5-6 函館大有斗(初戦敗退)
1998年(春)…奈良2位/近畿優勝
●0-4 横浜(ベスト8)
2000年(夏)
●0-12 中京大中京(初戦敗退)
高田(春1回)
【選抜】
1999年(春)…奈良1位/近畿ベスト8
●3-7 今治西(ベスト16)
橿原(春1回)
【選抜】
2000年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●4-8 北照(初戦敗退)
斑鳩(春2回)
【選抜】
2003年(春)…奈良1位/近畿ベスト4
●0-6 明徳義塾(ベスト16)
2004年(春)…奈良1位/近畿ベスト4
●0-5 福岡工大城東(初戦敗退)
大和広陵(春1回)
【選抜】
2013年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●1-2 尚志館(初戦敗退)
桜井(夏1回)
【選手権】
2013年(夏)
●5-17 作新学院(初戦敗退)
高田商(春1回)
【選抜】
2017年(春)…奈良2位/近畿ベスト8
●1-11 秀岳館(初戦敗退)
【和歌山】10校&16回
21世紀枠では古豪が、近年は市和歌山の躍進が目立つ。長らく全国大会に顔出し出来ていなかった箕島は春夏1回ずつに留まるも、今でも県内では上位を維持する。箕島全盛期よりも前から向陽/海南/桐蔭の21世紀枠勢は選抜でも好試合を見せ、前者2校は近畿大会でも天理/履正社とそれぞれ1点差に迫った。それでも今の軸は市和歌山で間違いない。今年の近畿大会ベスト4で来年の選抜は確実となり、前回のベスト8超えを目指す。
田辺(夏1回)
【選手権】
1995年(夏)
●2-12 韮山(初戦敗退)
伊都(春1回)
【選抜】
1996年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●1-2 鹿児島実(初戦敗退)
日高中津(春1回)
【選抜】
1997年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●3-6 中京大中京(初戦敗退)
南部(春1回)
【選抜】
2001年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●7-8 常総学院(初戦敗退)
市和歌山商(春3回/夏3回)
【選抜&選手権】
2004年(夏)
●4-8 聖光学院(2回戦敗退)
2005年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●3-5 神村学園(ベスト16)
2014年(夏)
●1-2 鹿屋中央(初戦敗退)
2016年(春)…和歌山1位/近畿ベスト8
●0-6 南陽工(初戦敗退)
2016年(夏)
●4-6 日南学園(ベスト16)
2019年(春)…和歌山2位/近畿ベスト8
●3-4 習志野(ベスト8)
県和歌山商(春1回)
【選抜】
2007年(春)…和歌山1位/近畿初戦敗退
●4-6 熊本工(初戦敗退)
箕島(春1回/夏1回)
【選抜&選手権】
2009年(春)…和歌山3位/近畿ベスト8
●2-8 清峰(ベスト8)
2013年(夏)
●2-4 日川(初戦敗退)
▲向陽(春1回)
【選抜】
2010年(春)…和歌山2位/近畿初戦敗退
●1-3 日大三(ベスト16)
▲海南(春1回)
【選抜】
2014年(春)…和歌山2位/近畿初戦敗退
●3-4 池田(初戦敗退)
▲桐蔭(春1回)
【選抜】
2015年(春)…和歌山ベスト8
●7-11 今治西(初戦敗退)