【47都道府県】去年&今年の勝ち残り校比較【北海道/東北/関東/東京/北信越編】
こんにちは。
今日もまた色々なことが起きた高校野球界ですが、皆さんの贔屓の高校は勝ち進んでいますか?順当とも言える勝ち上がりを見せる都道府県もあればその逆もしかり。そこでこの記事では去年と今年の勝ち残り校を比較してみました。
※今日の結果を含みます
※赤字は今年の選抜出場校/青字は2年連続地区大会出場校
【北海道】
・去年
白樺学園(優勝)
・今年(注目校)
クラーク/札幌第一/札幌国際情報
20校による本予選は来月からという事で、今夏の南北道大会で勝ち進んだ校の中から3校を注目校としてあげています。北の優勝校であるクラークは札幌日大/帯広農/北海/旭川大高と近年の甲子園経験校が集う激戦ブロックに。南の優勝校である札幌第一は実績十分で今夏ベスト4の駒大苫小牧と同ブロック。公立ながら近年の活躍目覚ましい札幌国際情報は昨秋の北海道王者である白樺学園と同ブロックと綺麗に散らばった印象。実績組の中では2年前の神宮王者である札幌大谷がまさかの予選で敗退。クラークに敗れ惜しくも今夏準優勝の旭川龍谷も予選で敗退しています。
【東北】
・左が去年/右が今年
学法福島(福島1位)→東日大昌平
福島成蹊(福島2位)→福島商
磐城(福島3位)→学法石川
仙台商(宮城2位)→東北
仙台城南(宮城3位)→柴田
弘前東(青森2位)→八戸西
東奥義塾(青森3位)→聖愛
鶴岡東(山形1位)→日大山形
日大山形(山形2位)→羽黒
東海大山形(山形3位)→鶴岡東
能代松陽(秋田1位)→角館
明桜(秋田2位)→由利工
秋田商(秋田3位)→湯沢翔北
福島/青森/秋田は総入れ替えとなりました。何より秋田で上位に来ると思われた明桜の敗退が意外という印象です。青森山田は八戸学院光星に惜しくも敗戦となり入れ替わるように八戸学院光星が優勝。東北での戦いを熟知している仙台育英と共に東北大会の中心となりそうです。過去の実績が十分という意味では東北も注目。近年は仙台育英に押され気味ですが決勝での敗戦を糧に頑張って欲しいです。秋田王者の角館は6年前の選手権代表校であり選抜は初出場を狙いに行きます。福島は聖光学院が秋に強みを見せられず。1強の印象を変えられるでしょうか。
【関東】
・左が去年/右が今年
常総学院(茨城1位)→ベスト4(霞ヶ浦ー鹿島学園/藤代ー常総学院)
霞ヶ浦(茨城2位)↑
青藍泰斗(栃木1位)→決勝(石橋ー国学院栃木)
文星芸大附(栃木2位)↑
花咲徳栄(埼玉1位)→ベスト4(昌平ー春日部共栄/大宮東ー細田学園)
西武台(埼玉2位)↑
山梨学院(山梨1位)→ベスト4(日本航空ー甲府城西/甲府ー富士学苑)
習志野(千葉1位)→ベスト4(英和ー木更津総合/東京学館ー仙台松戸)
拓大紅陵(千葉2位)↑
桐生第一(群馬1位)→ベスト4(健大高崎ー館林/前橋商ー桐生第一)
前橋育英(群馬2位)↑
※健大高崎(群馬3位)
一足早く東海大相模がV2。他県の本命校の敗退が続く地区において流石の強さを見せました。去年の関東王者である桐蔭学園を準決勝で下した鎌倉学園も見事。残るが決勝ののみの栃木では公立進学校の石橋が作新学院を準決勝で下す金星。21世紀枠に向けてアピールが関東へと続いていきます。その他の県はベスト4が勢揃いも去年の1位校である花咲徳栄/山梨学院/習志野は顔を見せられず。特に埼玉では関東で強い浦和学院も敗退と混戦の様相です。一方で去年3校の群馬は去年の選抜校が健在。健大高崎と桐生第一のW関東行きもあります。
【東京】
・去年
国士館(優勝)
・今年(注目校)
帝京/関東一/東海大菅生/佼成学園
64校による本予選は来月から。組み合わせ決定もまだ先になりますので注目校には今夏の東西決勝校4校をあげています。昨秋、国士館に敗れ準優勝で惜しくも選抜に届かなかった帝京は今夏の優勝で波に乗りたいところ。昨夏の選手権ベスト8の関東一は5年ぶりの選抜を狙います。2年前の秋準優勝校である東海大菅生は今夏優勝校で選抜に選ばれれば6年ぶり。佼成学園は実に53年ぶりの選抜と長きにわたる歴史に刻めるか注目です。その他、今年の選抜校である国士館/実績十分な日大三と組み合わせが楽しみな面々が今年も揃っています。
【北信越】
・左が去年/右が今年
高岡向陵(富山1位)→高岡商
高岡商(富山2位)→新湊
高岡第一(富山3位)→富北部・水橋/富山商(※4校出場)
上田西(長野1位)→佐久長聖
佐久長聖(長野2位)→上田西
新潟産大附(新潟2位)→新潟明訓
加茂暁星(新潟3位)→関根学園
敦賀(福井2位)↑
北陸(福井3位)→3位決定戦(北陸ー美方)
星稜(石川1位)→ベスト4(小松大谷ー日本航空石川/星稜ー寺井)
日本航空石川(石川2位)↑
金沢商(石川3位)↑
※津幡(石川4位)
北信越V3を目指す星稜/今夏決勝で星稜に雪辱を果たした日本航空石川と石川2強は新チームも健在。果たして今年も2度カードが組まれるのでしょうか。2強に待ったをかける有力校は福井V2を狙う敦賀気比/去年からのジャンプアップ高岡商&佐久長聖でしょうか。今年は富山が4校出場で富北部・水橋は連合チームからの選抜を狙う一方で新湊は再び旋風を北信越で見せられるかと富山に注目が集まるところです。昨秋北信越ベスト4の北越は敗退、今年はその地位に加茂暁星がつきました。全体として去年の実力校がしっかり勝ち進んだ印象があります。