【大山/岡本】10年前のあの2人の争いと重ねる
こんにちは。
昨日、大山が岡本に並んで本塁打数で並んだので記事にしてみました。筆者は前の記事で岡本がタイトルを取れたらという条件でMVPの本命にあげていましたが、ここにきて大山がスパートをかけてきて巨人との直接対決で負け越した阪神ファンにとっては一服の清涼剤となったのではないでしょうか。
さて、岡本は先日の阪神2戦目でスタメンを外れるなど今後も様子を見ての起用となりそうなのに対して、大山はやや不調だった8月から好調に転じ9月は(本塁打8/打点17)とタイトル争いで岡本を猛追。岡本の9月が(本塁打3/打点11)であることからも、大山の逆転2冠の可能性が日に日に増してきています。最も9月の打率は大山.279/岡本.333と岡本がリードしているだけに、いかにこの2人の長打の差が2部門の数字の差として出ているかがわかりますね。
首位争いにほぼ終止符が打たれた今年のペナントレースですが、この2人のタイトル争いは今や順位争い以上の期待と楽しみを生んでいるのではないでしょうか。特に阪神と巨人の本塁打タイトル争いという事になりますと、2010年のあの二人を思い出す両ファンが多いかと思います。
ラミレス 打率.304 49本塁打 129打点 出塁率.338 OPS.951
ブラゼル 打率.296 47本塁打 117打点 出塁率.329 OPS.902
この2人の神助っ人のタイトル争いも今や10年前の話。
岡本 打率.277 21本塁打 61打点 出塁率.352 OPS.927
大山 打率.272 21本塁打 57打点 出塁率.327 OPS.910
ちなみに大山は現時点で72試合/岡本は73試合を消化しているため、通常シーズンなら上記の成績を2倍すると144試合消化した時の予測値が出ます。個人的には本塁打争いは40本以上のハイレベルなものであってほしいと思っているので、今年はまだしも来年以降にかけて毎年この2人がハイレベルな争いを演じて欲しいなと思う所です。