【東北大会】柴田と花巻東のそれぞれを推す理由探し。
こんにちは。
北信越に続き、東北2枠目も物議を醸しそうな決勝大差になりましたね。柴田も仙台育英もお疲れ様でした。今日の試合で確かなのは宮城のレベルが飛びぬけているって事ですね。
上の記事で上田西を推していたのは「県順位が上なこと」「地域性に問題が無いこと」「近年常連の石川2強に勝ったこと」を理由に挙げていましたが、東北2校はどうでしょうか。
【柴田】宮城3位
〇7-2●学法石川(福島3位)
〇6-2●八戸学院光星(青森1位)
〇15-10●東日大昌平(福島1位)
〇6-0●日大山形(山形1位)
●1-18〇仙台育英(宮城1位)
◎3県の1位校撃破を含め準優勝
〇レベルの高い宮城
〇決勝は投球制限も加味か
△決勝で投手層の薄さが露見
△決勝17点差に前例無し
×同校に2試合コールド点差
×地域性との合算評価も
【花巻東】岩手3位
〇7-2●鶴岡東(山形3位)
〇2-1●角館(秋田1位)
〇2-1●八戸西(青森2位)
●0-1〇仙台育英(宮城1位)
◎仙台育英に1点差含め4試合5失点
〇選抜実績で優る
〇地域性に問題なし
△1位校から1勝&4試合11得点
×菊池の時と比べて推せる選手が不在
×過去事例で大差かどうかは関係ない?
実際、現行のトーナメントに変わってからの逆転選出は1996年&2008年の東北大会しかないんですよね。その時の花巻東には菊池雄星がいて尚且つ県1位準決勝1点差/県2位の一関学院が決勝6点差という、数々の推せる理由の積み重なりで選ばれたんですよね。なので点差だけを理由に今年の花巻東を推すには弱いかなという感じもします。
しかし17点差の決勝の事例が無いだけに、そこに可能性を求めたがる気持ちも理解できます。2008年の6点差を始め、1996年は3点差と点差が選考に直結していない感じはありますが、両年とも「決勝が同県であった」という今年と変わらない要素があります。
個人的には北信越の関根学園よりも東北の花巻東の方が逆転選出の可能性はあると思ってます。しかし公立校でありながらレベルの高い地域で揉まれて成長してきた柴田を出してあげたい気持ちも分かります。どちらが東北2枠目としてふさわしいでしょうか。