【地区大会】(府/県)1位通過ってどれだけ有利?【中国/四国/九州/沖縄編】
こんにちは。
今日は残りの地区について触れていきます。
※数字は2010年~の数字を集めたものです。
【中国】5県の1~3位校/開催県の4位校が出場(計16校)
県1位…14/50(28%) 21世紀枠(1校)
県2位…8/50(16%) 21世紀枠(1校)
県3位…9/50(18%)
【四国】4県の1~3位校が出場(計12校)
県1位…16/50(32%) 21世紀枠(3校)
県2位…8/50(16%) 21世紀枠(1校)
県3位…7/50(14%) 21世紀枠(2校)
①優勝/準優勝でほぼ確定
②神宮枠で中国/四国ベスト8から2番目に試合内容が良い校を6枠目
③基本5枠で+21世紀枠の計6枠となることが多い
④中国/四国のどちらも4枠以上を持っていくことは無い
⑤補欠は両地区とも全校が対象(基本はベスト8から)
⑥中国の4位は必ず初戦が他県の2位
⑦中国の1位は2校を除き準決勝まで他県の1位と当たらない
⑧中国の2位/3位は必ず初戦が異なる順位の他県校と当たる
⑨四国の1位はシードが与えられ1試合少ない
⑩四国の1位は準決勝まで他県の1位と当たらない
色々枠決めがややこしい地区ではありますが、中国地区=北信越地区/四国地区=東海地区に置き換えてもらうと整理しやすいかと思います。ノーシードの中国と1位に完全シードが与えられる四国という明確な違いはありますが、選抜率の数字に関しては両地区の差がありません。他に目立つ数字としては四国の1位通過校の21世紀枠選出回数が3回と全地区でトップですので、その対象校が県大会優勝する事の恩恵は大きいと感じます。
【九州&沖縄】8県の1~2位校が出場(計16校)
県1位…24/80(30%)
県2位…16/80(20%) 21世紀枠(1校)
県3位…2/12(17%)
県4位…0/5(0%)
①ベスト4入りでほぼ確定
②神宮枠でベスト8の中から試合内容が最も良い校を5枠目
④補欠は基本的にベスト8から
⑤1位通過は準々決勝まで他県の1位校と当たらない
⑥基本的には異なる県の1位通過と2位通過の初戦
近年、九州大会の出場条件がころころ変わっており2017年まで毎年1県は4校出場できる(計18校)制度でした。2018年からは各県2校ずつの計16校と全地区の中でも1番分かりやすいトーナメントとなっています。そういった経緯もありここ10回の九州大会の数字はあまり参考にはならないです。サンプルは少ないですが2018年と2019年の2年間では1位が4校/2位が4校(21世紀枠を除く)選抜入りと、ノーシードな地区にあってか県順位による差異はありません。今後もこの傾向が続くようですとまた九州大会の出場校のシステムが変わるかもしれません。
最後に全地区ごちゃまぜ選抜率ランキング(2010~2019年)
(近畿)府県1位…34/60(57%)
(関東)県1位…31/70(44%)
(東海)県1位…16/40(40%)
(東北)県1位…21/60(35%)
(四国)県1位…16/50(32%)
(九州)県1位…24/80(30%)
(近畿)府県2位…17/60(28%)
(中国)県1位…14/50(28%)
(北信越)県1位…13/50(26%)
(近畿)府県3位…10/40(25%)
(関東)県2位…15/70(21%)
(九州)県2位…16/80(20%)
(中国)県3位…9/50(18%)
(九州)県3位…2/12(17%)
(中国)県2位…8/50(16%)
(四国)県2位…8/50(16%)
(北信越)県2位…7/50(14%)
(四国)県3位…7/50(14%)
(東海)県3位…5/40(13%)
(東北)県2位…6/60(10%)
(関東)県3位…1/10(10%)
(東海)県2位…4/40(10%)
(東北)県3位…5/60(8%)
(北信越)県3位…2/50(4%)
(北信越)県4位…0/10(0%)
(九州)県4位…0/5(0%)