Ropenの野球話

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大阪桐蔭/履正社以外で近畿大会に出場した大阪の高校の勝ち上がりを追ってみた

こんにちは。

全国各地で都道府県大会が進んでいますね。

 

岐阜では既に県岐阜商/大垣商が東海大会進出を決めたとか。決勝は2年連続で同カードという事で、選抜二枠の狭き門である東海において県1位通過のシード(1試合免除+他県の1位と準々決勝で当たらない)という恩恵がかなり大きいので、どちらが優勝するかは東海他県も注目する一戦となりそうです。

 

さて、大阪で同カードといえば大阪桐蔭vs履正社ではありますが大阪はノーシードのため、お互いに勝ち進んだ時に「どこで当たるのか」が毎年変わります。ちなみに今年は決勝で当たることはありません。お互いに勝ち進んだと仮定すると準決勝で当たります。つまり決勝/3位決定戦でこの2校が勝った場合、2位がどこに来るのか(Aブロック/Bブロックの高校)が焦点になってきます。もちろんこの2校のどちらかが決勝で負けた場合は4年ぶりに大阪桐蔭/履正社以外から優勝校が出ることになります。

 

そこで、大阪桐蔭/履正社以外の高校の府大会の勝ち上がり(近畿大会出場校)を振り返ってみようかと思います。2015~2019年の5年間のデータです。

青文字は公立校/赤文字は私立校

 

大商大堺…2015年(府1位)

〇みどり清朋(9-0)

東海大仰星(4-1)

〇池田(11-0)

〇太成学院大高(15-7)

大体大浪商(4-0)

阪南大高(3-1)

大阪桐蔭(6-5)

 

阪南大高…2015年(府3位)

〇関西創価(3-2)

〇大阪(7-0)

〇信太(8-1)

〇香里丘(5-4)

〇桜塚(7-0)

阪南大高(1-3)

履正社(1-0)

 

上宮太子…2016年(府1位)

常翔学園(8-1)

箕面学園(12-6)

四条畷(5-1)

〇近大附(4-1)

〇浪速(15-0)

〇今宮(10-0)

初芝立命館(7-0)

履正社(10-3)

 

・近大附…2017年(府3位)

〇東住吉総合(10-0)

〇住吉商(15-0)

〇布施工科(6-0)

大体大浪商(2-1)

〇岸和田(11-0)

箕面学園(3-2)

大阪桐蔭(1-8)

〇興国(7-5)

 

大阪偕星学園…2018年(府3位)

〇牧野(4-0)

〇連合チーム(5-3)

〇槻の木(8-1)

大阪学芸(11-1)

〇清教学園(16-9)

大体大浪商(4-0)

大阪桐蔭(1-7)

大商大堺(3-2)

 

初芝立命館…2019年(府3位)

藤井寺工科(9-0)

〇府大高専(12-0)

〇生野工(13-0)

関大北陽(10-9)

大阪学芸(6-5)

箕面学園(8-7)

大阪桐蔭(2-13)

金光大阪(17-6)

 

見て頂けたら分かると思いますが、上記6校は大阪桐蔭/履正社と準決勝まで当たっていません。つまり「同ブロックに大阪桐蔭/履正社がいるかどうか」というくじ運もまた重要になってきます。ちなみに大阪桐蔭/履正社の両方に勝ち府大会を制した例は2005年のPL学園が最後です。今年であれば、大阪桐蔭のCブロック/履正社のDブロックから果たして近畿大会出場を決める高校が出てくるのか。それともこの2校が今年も安定した勝ち上がりを見せるのか、今後の大阪大会に要注目ですね。